「やらないよ」と言われてもやってしまうのはなぜ?

 お子さんに「〜しちゃダメだよ」「〜しないよ」と言ってもなかなかやめないてくれない、そういう経験をされている保護者の方は多いかと思います。

中には、保護者の方々の反応を見て嬉しそうにしている子もいるのではないでしょうか。では、なぜ子ども達は「やっちゃダメ!」「やらないよ!」と言われてもまた同じことをするのでしょうか?


●「〜しない」「〜しちゃダメ」がそもそもまだわからない

 「〜しない」という声かけは意外と子ども達にとって難しいものです。

このような場合には「〜するよ」と声かけの仕方を変えてあげると伝わりやすくなることがあります。

(例えば「走っちゃダメだよ」「走らないよ」→「歩こうね」など)。また、「ゆっくり」「優しく」などの声かけよりも、「そーっと」など、いわゆる擬音語と呼ばれる言葉を使ってあげると伝わりやすくなります。「『そーっと』歩いてみよう。せーの・・・」と言いながら、一緒にやってあげたりしてもいいかもしれません。


●大人の反応を見て楽しんでいる

 子ども達は、身の回りの大人やお友達が大きく反応してくれることが嬉しくなってしまうことがあります。特に外出しているときなどは、周囲の目なども気になりついつい怒ってしまいますよね。その反応が大きくなればなるほど、嬉しくなってしまう子も多いです。このような場合は、あまり大袈裟に反応する、感情的に怒ってしまうのではなく、落ち着いて対応するといいと思います。保護者の方がやめてほしいと思う行動に対しては落ち着いて対応し、それ以外のことに関してはしっかり反応してあげましょう。その違いに気づいて、子ども達の行動が変わってくるかもしれません。


●周囲の人とどのようにコミュニケーションを取ればいいのかわからない

 少し話がずれてしまうかもしれませんが、身近な大人やお友達とコミュニケーションを取ろうと思っても「どうすればいいかわからない」ため、ついつい叩いたり、引っぱったりしてしまうといったこともあります。自分なりにコミュニケーションを取ろうとした結果とも言えます。このような場合には、適切な方法を教えてあげるといいと思います。例えばお友達と遊びたいときなどには、肩を優しく叩く、「〇〇ちゃん、遊ぼう」と声かけをするなどの誘い方を一緒にやってあげてください。そこでお友達が「いいよ」と言ってくれて一緒に遊べたりすると、「こうすればいいんだ!」と子ども達も気がついて少しずつ関わり方が変わってくることもあります。


 保護者の方々はお子さんと過ごす時間も多く、「なんでこんなことをするの?」とついつい思って疲れてしまうことも多いかと思います。

そんなときにふと「そういえばこんなこと言っていたな」と思い出して試してみていただけると嬉しいです。




閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示