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ST横山

オリジナル口腔体操

食欲の秋という事で肌寒くなってきた今日この頃??あれ?もう11月だよな?街に出ると半袖Tシャツを着た方がたくさんでびっくり??あれ?いまは秋だよな・・秋だよな・・

食べる機会の多い秋だからこそ、喉の力を高めるオリジナル口腔体操のやり方を一部ご紹介させていただきます。


(痰や異物を取り出す力)

食事中などに痰や異物が喉に詰まった時、皆さまはどうされますか?なんとなく咳払いをして「うんっ」「ううーん」と喉・声帯あたりに意識を集中して声を発声し、その力を利用して痰や異物を自力で出される方が多いかと思われます。医療の現場では声帯周辺の筋肉を鍛える一般的なやり方として、プッシング法、プリング法があります。

(プッシング法・一般的)

「あ~~~~」と発声しながら机や壁を押したり、両手を合わせて強く押し合う。

(プリング法・一般的)

「あ~~~~」と発声しながら椅子の肘掛けをひく。

(オリジナル口腔体操)


① 手をグーにする力を利用し、喉の力、お腹の力を意識して「うんっ」「えいっ」など発声


② 慣れてきたら、椅子に座っている状態で、少し前かがみになり、両手をグーにするのと同時に両足に力を入れて「うんっ」「えいっ」と発声。(ポイントは、手をグーにする力を利用、喉の力、お腹の力を意識して、さらに両足の踏ん張る力も利用する)


プッシング法やプリング法は右腕・左腕に麻痺のない方向けのやり方です。今回のオリジナルなやり方では、片腕だけにしか力が入りづらい方むけに対応できる方法ではないでしょうか?ただしやり過ぎは仮声帯発声につながったり、声帯を痛めてしまうことにもなるし、力強い声を出すことは血圧も上がりやすくなるので要注意です。


私たち言語聴覚士はお口の力を高めるプロ集団です。短期的に、効率的に飲み込みの力を上げていく為にも是非是非、頼っていただきたいです。


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