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  • PT岩島

呼吸筋の働き

ヒトが何もしていなくても無意識のうちにしている運動、それは呼吸(運動)です。生命の維持のためには必要不可欠な呼吸運動。どのようにして呼吸運動が行われているのか、正しい呼吸はどのようなものか、どこに意識をむければ良いのかなど解説していきます。


●呼吸に重要な肺・肺を動かすのは骨と筋肉

呼吸運動は肋骨の動きや横隔膜などの筋肉の力を使い、肺を広げることで息を吸い、縮めることで息を吐くことの繰り返しで起きています。

逆にこれらの骨格筋が障害されると、呼吸の力も弱くなり、十分な空気を吸い込むことが困難になります。このような状態が進行すると「呼吸不全」となってしまいます。また、肺活量が低下すると、胸を動かす範囲が小さくなるため、背骨や肋骨(胸郭)、肺が硬くなり、さらに呼吸運動を困難にします。


●呼吸筋について

呼吸には以下の2-3種類の筋肉が重要であると言われています。

①横隔膜:胸腔と腹腔の境にある膜状の筋肉で肋骨の下端をぐるっと囲むよう付着しています。息を吸い込むときに重要な筋肉。


②外肋間筋:肋骨の間に付着しており、肋骨を引き上げる作用があります。息を吸い込むときに重要な筋肉。


③内肋間筋:肋骨の間に付着しており、肋骨を引き下げる作用があります。息を吐き出すときに重要な筋肉。


その他にも呼吸運動に関連する筋肉は約20種類あるとも言われており、様々な筋肉が作用しあって呼吸が成り立っているわけです。


●呼吸筋のケア・ストレッチ方法

①寝た状態でのストレッチ

仰向けになり両手を広げ、両膝をたてます。そのまま右に膝を倒していき、5秒止める。逆も同様に行なう。その際、呼吸は止めずに。


②座った状態でのストレッチ

両手をバンザイし、そのまま右側に倒していきます。右側に倒した際に左側の横っ腹が伸びている感覚があればOKです。逆も同様に行なう。


③四つ這いの状態でのストレッチ

四つ這いの姿勢になり、そのままお尻を後ろに引いていきます。胸の前側が伸びている感覚があればOKです。肩に痛みがあるようであれば痛みがでない範囲で行う。


いかがでしたでしょうか。呼吸は肺ではなく、胸郭やその周囲の筋肉で行なわれているということがわかったかと思います。

無意識のうちに使っている呼吸筋をケアし、質の良い呼吸を手に入れましょう。


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