「座って勉強してほしい」と保護者様に言われることが多くあります。
たしかに必要な場面で座って学習できるスキルを身につけることは大切ですが、
子どもたちにとって遊びは必要不可欠なものです。
好奇心を持って自主的に遊びに取り組んでいる場面では身体や言葉の発達にも良い影響がいっぱいです!
何かをやらされている時よりも、自主的に行動している時の方が子どもたちはいろいろなことを吸収できるそうです。
発達に偏りのある子どもたちの中には、自分で遊びを展開することが苦手なお子様がいます。「何をしてもいい時間だよ」というフリーな場面で何をしたらよいのか分からずに困ってしまうお子様も多いです。
そんな時には、一緒に遊ぶ形を取りながら大人側が遊びのお手本を見せてあげるようにしましょう。
例えば、お友だちの輪に入るのが難しいお子様の場合には、そのお子様にとって安心できる存在の大人が一緒に輪に入って遊び、他のお友だちとの繋がりを作ってあげると良いです。他のお友だちと遊び始めた時には、さりげなく大人側は抜けて子どもたち同士で遊びを作っていけるようにしていきましょう。
話は少し変わりますが、発達に偏りのあるお子さんは、体温調整が苦手な子が多いと言われています。寒い日や暑い日の外遊びは体温管理を大人側で少し気にかけてあげると良いと思います!
子どもは遊びを通して様々なことを学んでいきます。
私たち大人が子どもが安心安全に遊べる環境を作って見守ることも大切なことだと思います。

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