子どもにとって「楽しい」おもちゃとは?

 最近は、多くの知育玩具が販売されており、子ども用のおもちゃも色々な物があります。これだけ色々なおもちゃがあると、「どんなおもちゃを買ってあげればいいのかな?」と悩まれることもあるかと思います。


 特に発達の遅れがあるお子さんの場合には、興味がなかなか向きにくかったり、反応がわかりにくかったりすることもあるかと思います。発達に遅れのあるお子さんにおもちゃを選ぶときのポイントについてお話していきたいと思います。


●「子どもが集中して遊べているか」「飽きずに遊べているか」


これが一番大事なことかなと思います。

楽しそうに笑っていないと「つまらないのかな?」と思ってしまいがちですが、自分からそのおもちゃを手に取って遊んでいるのであれば、笑っていなくても「楽しい」と感じているのではないかと思います。

子どもにとっておもちゃの反応が「わかりやすい」ことも大事です。

派手なおもちゃの方が子どもにとって楽しいようにも思えますが、色々な刺激がありすぎると反対にわかりにくくなってしまうこともあります。

反対に手に取ってもすぐに遊ぶのをやめる、興味を持たないなどの様子があるのであれば、その子にとっては楽しそうなおもちゃではないのかもしれません。


●身の回りのものをどうやって使っているか?


 子どもたちは成長していくにつれて、物との関わり方が変わっていきます。

小さい頃は自分の体に直接伝わる感覚(物に触ったり、物を掴んで振ったりしたときに伝わる感覚)が主ですが、少しずつ目でみたり耳で聞いたりすることが主になっていきます。

自分の体に直接伝わる感覚としては、固有感覚、前庭感覚、触覚などがあります。そのあとに視覚、聴覚が育っていきます。

よく小さい赤ちゃんが物を口に入れるのは、唇や舌で触ったり(触覚)、あむあむ噛んだり(固有感覚)することで、「どういう物か?」を確認しているからです。

そこから、少しずつ見た目と実際の固さ、触感などがくっついていき、「どういう物か?」の理解が拡がっていきます。お口で色々な物をなめたり、噛んだりしてみることは、食べることだけでなく、周りの物事を理解することにもつながっていきます。

 発達に遅れがある場合も、固有感覚・前庭感覚・触覚→視覚・聴覚と進んでいくことが多いです。

身近な物を口に入れてなめることが多いのか、それとも手で持って落として遊ぶことが多いのか、落とした時に音がした方を見ようとするかなどを見ていただけるといいかもしれません。その時々の感覚の使われ方にあったおもちゃを用意してあげるといいと思います。


●手をどのように使っているか?


 手指の発達も関わってきます。その時々の手指の使い方に合ったおもちゃを用意してあげるといいと思います。手で物を叩くだけなのか、掌全体で物を掴むのか、指で物をつまめるか、握ったものを離せるか、などを見ていただければと思います。


おもちゃを選ぶ際の参考にしていただけたら嬉しいです。



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