今回は子どもが出している体調不良のサインについてお話していきます。
嘔吐や下痢、哺乳不良などの症状が無くても、体調が良くない時があります。
大人であれば何となく体調が悪いということを自覚して伝えることが出来ますが、小さい子どもは体調の悪さを言葉で伝えることが出来ません。
サインに気づいて早めに対応をすることが大切になっていきます。ここからは子どもが体調不良の時に出すサインについて書いていきます。
・何をしても泣き止まない
ミルクをあげても、おむつを替えても、抱っこしても泣き止まない時は体調が悪い可能性があります。まずは強い泣きの時は、中耳炎、骨折、腸重積、便秘などの痛みを感じている可能性があります。次に弱い泣きの場合です。このような場合は呼吸が苦しかったり、髄膜炎や頭の中の圧が高くなってしまっている可能性があります。
・顔色がいつもと違う
元気そうにしていても顔色が悪い時は、子ども自身が気づいていなくても体調が悪い可能性があります。本人に体調について聞いてみてください。本人が元気と答えてても、顔色が変わらない場合は医師の診察を受けてください。
・いつもより元気が無い
いつもは活発で走り回っている子が普段より大人しかったり、ゴロゴロしている時間が長い時も体調が悪い可能性があります。本人に体調を確認して、発熱等が無いか確認しましょう。
・呼吸の仕方がいつもと違う
はぁはぁと口で呼吸している場合は熱が出ている可能性があります。喘息の既往が無く、特に運動をしていないのにぜぇぜぇしている時は受診しましょう。
・いつもより甘えている。
体を寄せてきたり、抱っこをせがむことがあります。このような場合も体調が悪い可能性があります。発熱の有無や、食欲の有無などの確認をして、必要であれば医師の診察を受けるようにしてください。
子どもの体調をみる上では、「なんとなくいつもと違うな」ということに気づくことが大切です。普段から子どもを見ているご家族は普段の様子を良く知っていると思います。
小さなサインに気づき早めの対処をしていきましょう。
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