子どもの場合虫に刺されると痒がったり、腫れが続いたりしてしまうことが多いです。痒いと搔いてしまい、悪化してしまうこともあります。今回は虫刺されについてお話していきます。
●腫れたり、痒くなってしまう理由
虫刺されによる痒みや腫れはアレルギー反応によるものです。子どもの場合は刺された経験があまりないため、アレルギー反応が遅く、長く症状が続きます。アトピーなどがあると症状は強く出る可能性があります。
●搔きすぎるとどうなってしまう?
痒みがあると子どもは我慢出来ずに、掻いてしまい傷になってしまうことが多いと思います。その傷からとびひになってしまいます。また慢性湿疹になってしまい痒みが続いてしまいます。
●刺されてしまった時の対処法
まずは痒みを抑えてあげることが大切です。市販薬を使用する場合は抗ヒスタミン剤が入っている薬を使用しましょう。また、虫刺されてすぐにステロイド軟膏を使用することで炎症と痒みを抑えることが出来ます。痒みが強い時には冷やしてあげることも有効です。冷やすことである程度痒みを抑えることが出来ます。また爪が長いと掻いてしまった時に傷をつけやすくなるので爪を短くしておくことも大切です。市販薬を使用してもなかなか良くならない場合は早めに皮膚科を受診して医師の診察を受けましょう。
●毛虫に刺された時の対処法
基本的には上記に挙げた対応で大丈夫です。ですが毛虫の場合毒を持つ毛が皮膚に残っていると炎症が続いてしまいます。テープで刺された周辺をペタペタと抑えるようにして毛を取り除きましょう。毛はとても細いので、流水でしっかり流すことも効果的です。
●虫刺され対策について
ここまで虫刺されの対処法についてお話してきましたが、ここからは虫刺され対策についてお話していきます。
・肌の露出を減らす:長袖や長ズボンを履くのは有効な対策です。暑い時期には嫌がることが多いと思います。薄手のカーディガンなどを用意しておいて、夕方に着せてあげると良いと思います。また蚊は黒い色に寄って来るため、明るめの色の服を選ぶようにしてください。
・虫よけを使う
外出するときは虫よけを使用しましょう。塗り残しがあるとその部分に虫が寄ってくるため、満遍なく塗るようにしましょう。
今回は以上になります。しっかり対策をしながら、刺されてしまった時には早めに対処していくようにしましょう。
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