みなさんも子どもの頃に手遊び歌で遊んだ記憶があると思います。
大人になった今でも口ずさめたり、歌を聞くと手が動くなんてこともあるのではないでしょうか。今回は手遊び歌が子どもたちの発達に与える影響についてお話しします。
○言葉・コミュニケーションが育つ
赤ちゃんも手遊びを見せてあげると、興味を示して、じーっと顔を見つめたり
笑顔になったり、少し体を動かす様子が見られます。
言葉やコミュニケーションの発達には,人への注目や人と何かをして楽しかった経験が
大切です。リズムの良い歌に合わせて一緒に歌ったり、体を動かすことで,人への注目や,
感情の共有が促されやすいと言われています。
言葉がゆっくりなお子さまは、体の動きをまねっこしたり、リズムに合わせて一緒に楽しむのも良いと思います.
また、話し言葉が出る前の段階として、動作を模倣する段階があります。手遊び歌の動きを模倣する力がつくと、言葉の模倣にも繋がりやすくなります。
○手の動きが育つ
手遊び歌は、歌のリズムに合わせて手足を動かす事が必要になります。
その中でタイミングに合わせて体を動かす反射神経や体の協調性、リズム感が身につくと言われています。また、手をたくさん動かすため、手先の器用さにも繋がっていきます。
お子様の発達に合わせて左右の手で違う動きをする歌など難しいものにチャレンジしても良いですね!
道具が必要なく、どこでも楽しめる手遊び歌、ぜひ子どもたちと一緒に楽しんでみてくださいね!
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