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OT宇野

肩こりについて

【肩こりの定義】

・肩こりは後頭部から肩、および肩甲部にかけての筋肉の緊張による不快感、鈍痛などの症状を指します。医学的病名ではなく広く用いられる症状の一つです。


【肩こりの発生状況】

・調査によると肩こりは女性の自覚症状の1位で男性では腰痛に次いで2位となっています。この順位は長年変わらず普遍的な問題とされています。


【肩こりの分類】

1. 本態性肩こり:病気が原因ではない肩こり

2. 症候性肩こり:特定の疾患(頸椎疾患、心肺疾患)が原因の肩こり

3. 心因性肩こり:心の状態が影響している肩こり


【肩こりの要因】

・本態性肩こりの要因には以下が含まれます。

① 不良姿勢

② 運動不足による筋力低下

③ 精神的ストレス

④ 過労や睡眠不足

・これらは交感神経緊張状態を作りだし、局所の筋緊張を亢進させる悪循環によって肩こりを発生させていると考えられています。


【症状を改善していくためのアプローチ】

① 運動療法:正常な姿勢や動作パターンを学ぶ。

② 物理療法:運動療法との併用が望ましい。

③ 有酸素運動:運動耐久性の向上に加えて精神状態に影響し、うつや不安状態の改善が期待されます。


・肩こりの要因を理解し、日常生活での負担を把握することが重要です。姿勢や睡眠の質が影響している可能性があるため、適切な対策を講じることで症状の改善を図っていけるのではないかと思われます。



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