視覚機能のプロセス①
- PT松田
- 6月30日
- 読了時間: 2分
6/16のブログにて、視覚機能の3つのプロセスについて紹介させて頂きました。
今日はその中でも【①目で映像を捉える「入力」(眼球運動)】について詳しく紹介していきたいと思います。
目で映像を捉える為には眼球運動が必要です。
眼球運動には大きく3つの種類があります。
①追従性眼球運動
ものを見るために目を動かして視線を対象に合わせる必要があります。
1点をじっと見つめ続けることも"動きゼロの追従性眼球運動"になります。
②跳躍性眼球運動
視線をジャンプさせる動きで、素早く眼球を動かして対象物を捉える必要があります。
例) 板書、車の運転など
③両眼のチームワーク
視線を合わせると同時に、左右の目を一緒に動かして焦点を合わせる動きも必要です。
正常であれば、近くのものを見るときは寄り目になり、遠くのものを見るときは離れ目になります。
この動きができないと目が疲れる為に集中力が続かなかったり、距離感がわかりづらい為に物にぶつかったり、躓いたりと言ったことが生じることがあります。
例えば本を読んでいて、
「文字」を読み飛ばしてしまう人は追従性眼球運動が苦手かもしれません。
「行」を読み飛ばしてしまう人は跳躍性眼球運動が苦手かもしれません。
全体がボケて見える、すぐに目が疲れてしまう人は両眼のチームワークが苦手かもしれません。
これらの苦手はうっかり・不注意・性格だから仕方ないと諦めなくても、ビジョントレーニングをすることで改善される可能性もあります。
今回は【①目で映像を捉える「入力」(眼球運動)】について紹介しました。
この情報が皆さまのお役に立てれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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