訪問看護サミット2016に参加してきました。
日曜日で午前中用事があったため、午後の基調講演・シンポジウムから参加しました。
1人目は、厚生労働省の迫井正深氏、今後の在宅利用者の推移や強化型訪問看護ステーションの不足、訪問看護師の人材不足についてのお話でした。
2人目は、東京大学大学院 高齢者在宅長期ケア看護学分野 教授の山本則子氏、訪問看護サービスを見える化するための指標(アメリカのもの)を紹介されていました。
3人目は、医療法人社団麒麟会 統括マネージャーの谷口由紀子氏、ステーションの管理者として、ケアカンファレンスの意義と進め方について紹介されていました。
感想としては、あまり難しい言葉や指標でこねくり回すのではなくて、自分たちの行っていることをシンプルに、利用者さんを紹介してくれる外部のケアマネさんや病院のケアワーカー、サービスを提供するご本人・ご家族に、訪問看護サービスを分かってもらうという視点がもっとあってよいのではないかと思いました。折角地域で他職種と連携して働いているので、地域包括ケア・地域で共存していくという概念もステーションで共有していくことが大事ではないかと話を聞いて感じました。
終盤の質疑応答で、谷口先生がきちんと現場目線で答えてくれた場面もあったので、結果的によかったかなと思います。
たまには、PT以外の学会やシンポジウムに参加するのもよいものですね。ただ、来年は、参加するかなー。その時の予定次第ということで(^^;