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PT世良

【乾燥】

12〜2月は1年の中で1番寒さが厳しく、空気が乾燥する時期です。

空気が乾燥している状態とは、湿度が低い状態のことを指します。湿度とは空気中に含まれる水蒸気の割合のことで%で表します。

目安として、乾燥している空気は湿度40%未満、湿った空気は湿度80%以上とされています。室内の適切な湿度は40%〜60%と言われています。

実際に乾燥するとどのような事が起こるのか紹介していきます。


1、ウイルスの動きが活発になる

低温かつ湿度が低い環境では空気中でのウイルスの生存時間が長く、活発化します。また湿度が低い事でウイルスを含んだ飛沫の水分が蒸発して軽くなり、ウイルスが空気中を漂う時間が長くなります。


2、喉や肌トラブル

乾燥すると、喉の粘膜や肌を覆っているバリア機能が弱まり、ウイルスや雑菌が侵入しやすくなります。冬に風邪を引きやすくなる原因の1つです。


3、脱水症状を起こしやすくなる

乾燥した環境では、皮膚や粘膜、呼吸から失われる水分が多くなります。その為、自宅内で安静にしていても気づかない間に脱水を引き起こす恐れがあります。


次に乾燥の予防方法を紹介していきます。

1、エアコンの風に注意

エアコンの風が肌に直接当たる事で肌の水分が奪われます。また夏場の冷房は暑い空気と共に空気中の水蒸気も外に放出する為、乾燥の原因になります。


2、換気をする

換気により室内の乾いた空気を外に逃します。雨が降ったりなど外の湿度が高いと、逆に室内の湿度が上がりカビの原因になるので注意が必要です。


3、加湿器を使う

加湿器は部屋の中央に置く事で水蒸気を拡散しやすくなります。注意点として湿度が上がり過ぎたり、タンクの清掃をしないとカビや雑菌が増殖して空気中に拡散させてしまいます。

以上、乾燥の注意点や予防法でした。


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