沐浴のやり方 part2

基本の沐浴のやり方に加え、今回は医療ケアを必要とするお子様の沐浴のポイントについて紹介したいと思います!


【気管切開中で人工鼻や人工呼吸器を装着しているお子様】

最も大切なことは気管切開部よりお湯が入らないようにすることです。胸や頭を洗う時は特に気を付けます。一時的にビニール製のスタイやタオルなどで保護してもよいですが、窒息しないよう気を付けましょう。

常に顔色をみながら行い、変だなと思った場合はすぐに中止しましょう。

蘇生バッグや吸引グッズを手の届くところにおいて行うとよいと思います。

無理にひとりで入れようとせず、協力が得られる場合は複数人で入れることが望ましいです。人工呼吸器を装着している場合は回路の重みなどでカニューレが抜ける場合もあります。カニューレ挿入部を押さえたり、回路を支えるなどして抜けないようにしましょう。

【胃管やEDチューブなどチューブ類挿入中のお子様】

沐浴中少し目を離した際に、手が引っかかってなど予期せずチューブが抜けてしまうことがあるので、赤ちゃんの手の動きに注意してみるようにしましょう。

顔を拭いたり洗ったりしたときに固定テープが濡れてはがれてしまうこともあります。

皮膚が弱いお子様は固定テープでかぶれてしまうことがあるので、きれいに洗って清潔に保ちましょう。


【胃瘻挿入中のお子様】

お湯が入ると心配する方もいらっしゃいますが、胃の内圧は高いため防水保護などはせずそのまま湯に浸かって問題ありません。

石鹸を使って丁寧に洗いましょう。

胃瘻周囲の皮膚状態も観察しましょう。赤み、出血、水疱、潰瘍はないですか?浸出液や膿は出ていませんか?痛がる様子はありませんか?

洗浄後は石鹸成分が残っていると、栄養剤や薬と反応して炎症の原因となる場合があります。しっかり洗い流しましょう。


医療ケアを必要とするため、基本的な沐浴からは注意すべき点が多くなり、難易度がぐんと上がります。注意点を把握し、顔色を見ながら行うことが重要となります。初めからできる人はいません!少しずつ慣れていきましょう!


154回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示