9月22日コラム痙縮●痙縮とは 主に脳卒中や脊髄損傷、脳性麻痺などが原因で発症します。よく見られる症状として筋肉が過緊張状態となり手足が動きにくくなったり、体が自分の意思と関係なく動いてしまう状態が挙げられます。 痙縮により各関節が曲がったままなど、異常姿勢が長く続く事で、筋肉や関節が固まって...
9月20日コラム感覚や運動を育てるための活動施設など道具や環境が整った場所だけでなく、遊具が少ない場所でもできる感覚面や運動面を育てるための運動を紹介していきます。 ①抗重力姿勢、姿勢コントロールを育てる活動 ●毛布そり 子どもが毛布の上に乗り、もう一人が毛布を引っ張ります。乗っている子どもは落ちないようにバランスを...
9月19日コラム訪問美容について団塊世代が後期高齢者になる2025年が近づく現代、訪問型の福祉サービスの需要が高まっています。訪問看護、訪問診療、訪問介護、訪問入浴を利用している方と同じように、事情により外出が難しい方でも訪問美容や出張ネイルなどのサービスを受けておしゃれを楽しめるようになってきています。...
9月18日コラム気象病皆さんは、雨が降ると頭痛がしたり目眩がしたり、天気が悪くなると古傷が痛むなど、天気の変化で体調が悪くなることはありませんか?それは気象病かもしれません。 気象病とは、気候や天気の変化が原因でおこる体の不調の総称です。頭痛やめまい、疲労感、関節痛、喘息発作、気持ちの落ち込みな...
9月16日コラム身体活動について糖尿病の教育入院や心臓の手術の後など、どのくらいの負荷がある活動をしてよいのか、どのくらいの運動を目安にするか、等指導される中で、○○メッツ、やエクササイズ(メッツ・時)という単位が使われることがあります。 メッツ(METs):身体活動の強さの単位。座って安静にしている状態...
9月15日コラム加温加湿器のお話今日は人工呼吸器と一緒に使用する加温加湿器についてお話します。 まずは加温加湿器の役割についてです。 わたしたちは普段、空気を鼻や口から吸っています。この空気はもともとの環境の湿度分だけ湿っていますが、湿った鼻腔や口腔を空気が通過することによって、さらに加温加湿された状態に...
9月15日コラムMRSAについて②前回の続きになりますが、感染経路や対策についてお話していきます。 MRSAに感染しているかどうかの検査は、感染を疑う部位から痰や血液、膿などを採取し、培養と抗菌薬に対する感受性を調べることで診断します。 そのため、診断に比較的時間がかかり、発症からMRSA感染症の診断まで数...
9月14日コラムMRSAについて①MRSAという言葉を聞いたことがありますか? MRSAという細菌は、体の中に入ると病気になることがあります。 この細菌は、普通の薬ではなかなか治らないので、注意が必要です。 特に高齢者は、重篤な症状となる可能性があります。...
9月13日コラム滲出性中耳炎とは今日は滲出性中耳炎についてお話します。 鼓膜の奥(中耳腔)には、通常空気が入っています。鼻から耳管という管を介して自然に空気が送られ、換気されています。この換気をする力が弱いと、上手に中耳腔に空気が入りません。また、生まれつき耳管のフレームをつくる軟膏がやわらかく、一度耳管...