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  • NS多鹿

高血糖について

高血糖とは、血液に含まれる糖 (ブドウ糖) は、生きるために欠かせないエネルギー源。

「食べ過ぎることがよくある」「菓子やジュースがやめられない」「これといった運動はしていない」「最近太り気味」

思い当たる人は、余った糖が血液中に停滞し、必要以上に糖の濃度 (血糖値) が高まった状態、「高血糖」になっている可能性があります。


遺伝的な素因や心理的ストレスの影響も大きく、さらには、ただ年をとるだけでも、高血糖のリスクは高まります。


健康診断で「血糖値は正常」と言われた人も安心できません。空腹時の血糖値が高くなってくるよりも前に、食事の後にだけ血糖値が急上昇する「食後高血糖 (”血糖値スパイク”とも呼ばれています) 」を起こしている可能性があるからです。

食後高血糖を繰り返すうちに空腹時の血糖値も上がり、ついには糖尿病を発症することもあります。

国民健康・栄養調査によると、糖尿病とその予備群の合計は約2,000万人。

成人の5人に1人が該当します。その数は増え続けていて、もはや国民病という域に達しています。


★誘因は?

1.肥満→ 増えすぎた体脂肪から高血糖を引き起こす悪玉物質が出る


2.過食・糖の摂りすぎ→ 血液中の糖の量が急に増えてすぐに下げられない状態に


3.運動不足→ 血液中の糖が消費しきれず余った糖は体脂肪として蓄積


4.加齢→必要なエネルギー量の減少。糖の処理機能の衰え


5.ストレス→交感神経の影響で分泌されるホルモンが血糖値をあげる


6.遺伝→高血糖状態を起こしやすい遺伝的体質


★生活の質も大幅ダウン

高血糖が引き起こすトラブルは、糖尿病だけではありません。血糖値上昇に伴様々な影響が複雑に絡み合い、全身のさまざまな場所に悪影響を及ぼします。


大きな血管では動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。空腹時血糖値が正常でも、食後高血糖がある人では死亡リスクが約1.5~3倍に跳ね上がることが大規模な疫学研究で明らかになっています


高血糖に引き続いて起こる糖尿病が進行すると、

・失明の原因となる「網膜症」

・腎不全に発展して人工透析が必要になることもある「腎症」といった、生活の質を著しく損なう病気になってしまうことも。

・「神経障害」により足先が腐り (壊疽) 、切断しなくてはならなくなったりすることもあります。

このほか、血液の流れが悪くなり、神経も傷み、免疫力も低下する。

といったことが連鎖的に起こることで、歯周病や皮膚炎、感染症、勃起不全 (ED) といった病気にかかりやすくなります。

さらには高血糖が認知症や骨の弱化、がんと関連していることも、数々の研究報告から明らかになってきました。


※最近高血糖が肌老化を進める事が研究で分かっています。。

 弾力のあるお肌を保つために欠かせないコラーゲンやエラスチンはたんぱく質の一種です。

 高血糖状態が続くとこれらの糖化が進みAGEs(糖か最終生成物)という部室が溜まり肌の弾力を保てなくなるということが分かってきました。高血糖は肌のたるみやしわの原因にもなるわけで肌の老化が進んでしまうことに他なりません…。


高血糖は間瀬に「老化と万病のもと」今すぐ手を打ちましょう!


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