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  • NS外山

アレルギーとペットについて

2020年の調査によれば,猫と犬の飼育率はそれぞれ9.6%、11.9%で、ともに9割以上が主に室内で飼育されています。ハムスターやウサギ、フェレットなどもペットとして飼育されています。ペットの何がアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)になるのかというと、毛、上皮、皮屑、唾液、分泌物、排泄物に含まれます。動物が買われている家や施設にだけそのアレルゲンがあるわけではなく、様々な施設・交通機関や屋外にも存在しています。

アレルギーはそれぞれの人の遺伝や体質に大きく影響され、環境も含めた様々な要因が重なって発症するとされており、ペットアレルゲンにさらされた時期や量がどのくらい影響するのかは結論が得られていません。


1990年代後半から、欧米を中心に、乳児期に犬や猫を飼っている家庭では、学童期の気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギーが減少するという研究結果が発表されています。ペット飼育により子どもの腸内細菌叢が変化し、アレルギー性疾患の予防につながる可能性が示唆されていますが、十分には明らかになっていません。一方ペット飼育はアレルギー性疾患の予防にはならないという研究もあり、専門家の間でも見解は一致していません。

アレルギー症状には,眼瘙痒感、眼球結膜充血眼、瞼腫脹・発赤、皮膚瘙痒感・発赤、蕁麻疹、くしゃみ、鼻汁、鼻瘙痒感、鼻閉、咳嗽、喘鳴、呼吸困難などがあります。

もともと夫婦でペットを飼っていたおうちで、大人は何もなかったが、子どもが生まれその後その子供がアレルギーを発症することもありますし、子どもが大きくなったからペットを飼おうとしたところ、大人または子どもにアレルギー反応が見られて飼えなくなることもあります。ペットを飼う際には事前に接触してみることや、アレルギー検査を行うことが推奨されています。


自宅ではない家庭を訪れる際も気を付けたほうがよいこともあります。私の実家では猫をたくさん飼っているのですが、それまで子どもを連れて行った時も特に問題なかったので、気を抜いていました。でもある日遊びに行った際、子どもが猫に顔をすりすりしたところ、5分後には…試合後のボクサーのように顔は腫れ、体中に蕁麻疹ができ、白目の部分がぶよぶよし涙、充血、鼻水は滝のように流れるという見事なアレルギー反応がでました。急いでシャワーでアレルゲンを除去、自宅ではなかったため子供用のアレルギー薬がなく、両親が持っていたアレルギー薬を子供用に調整して与え(本当はだめです。後で病院でもきつーく叱られました)、休日に空いている病院を探さなければいけない事態となりました。


子どもとお出かけする際は、近場であっても保険証を持つ、万が一の際受診できる場所を調べておく、アレルギー体質やアレルギーがある子どもは処方薬を常に持ち歩くことが大切だと身に沁みました。また、上記のような急激なアレルギー反応がある場合は救急車を呼ぶことも場合によっては必要です。ペットと人間、飼うことができるかどうかもちゃんと考えて共存できるといいですね。ちなみに、うちの子は猫が好きすぎるのに猫アレルギーと診断、結果今ではリアルな猫のぬいぐるみに思う存分顔をすりすりしています。


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