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静脈注射について

静脈注射とは、薬剤などを静脈内に直接注入する注射方法です。

薬剤を1回で投与するワンショット静脈注射の方法と静脈内に留置した針やカテーテルから薬剤などを持続的に投与する点滴静脈内注射方法があります。

どちらも直接静脈内に薬剤を投与するので、皮内注射や筋肉注射に比べて、薬効が非常に速く現れます。

長期薬剤を投与する場合、血管の分岐部や針を固定しやすい部位を選ぶことも重要です。関節付近は可動によって、薬剤が漏れやすくなります。

また、シャントを入れている腕や、乳がん術後の患肢、麻痺側は避けましょう。

 

◯静脈注射の手順◯

●注射をはじめる前に●

座位か臥位をとってもらう。

(注射の苦手な人は臥位がおすすめです。)

注射針は 21~23 G を選択する。細い静脈には翼状針が使いやすいです。


1 注射部位より中枢側で駆血帯を締め,静脈が浮き出るのを待ちます。穿刺しやすい静脈を決めます。

(血管を一度触ってみて太くて弾力があって、まっすぐな血管を見つけましょう)

2 注射部位をアルコール綿で消毒する.

(アルコールアレルギーがないか確認し、アレルギーがある場合はアルコールの入っていない消毒液で消毒しましょう)

3 注射針の切り口を上方に向け,皮膚面に対して約 15~20 度の角度で皮膚を穿刺します。

(もう片方の手の母指で静脈を手前に引っ張 り,固定すると血管が逃げにくいです。)

4皮膚を刺し静脈を穿刺します。

(血管内に針が入ると,針が血管壁をプスンと突き抜ける感触があります。)

5血液の逆流がみられ、針先が血管から抜けないように針をわずかに進めます。

6駆血帯をはずし,母指で注射針と針の接合部 を固定し,患者の腕を把持しながら薬液を注入します。薬液の注入必ず医師に確認しましょう。

(点滴,留置針(翼状針)の場合には,針をテー プで固定します。)

7注入が終わったら,素早く針を抜き,アル コール綿でしばらく押さえ,止血したら絆創膏を貼ります。

(抗血小板薬を内服している人や血が止まりにくい人は強めに圧迫します。)


静脈注射で血管が出にくく静脈注射が苦手な患者さんも多いと思います。腕を心臓よりも下に下げたり、親指を中にして握ると血管が怒張し見えやすくなります。また、腕を温めてみる水分や食事を摂ってもらうと血流がよくなるので試してみてください。


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