花粉症について
- NS岩﨑
- 16 時間前
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代表的なスギ花粉・ヒノキ花粉・ブタクサ花粉以外にも、つらい鼻水や鼻づまりなど、花粉症の症状を引き起こす植物はたくさんあります。スギ(飛散時期は2~4月)、ヒノキ(飛散時期は3~5月)、ブタクサ(飛散時期は8~10月)以外にも、シラカンバ(4~6月)、イネ科(4~11月)、ヨモギ(8~10月)など、ほぼ年間通して何らかの花粉が日本中で飛散しています。
花粉症は、症状の種類や強さによって「病型(病気のタイプ)」と「重症度(病気の重さのレベル)」が決められます。病型と重症度の分類は治療方針に大きく影響するため、問診では、症状の種類や強さについて、詳しくたずねられることが多いです。
病型は、くしゃみ・鼻漏(鼻水)が強い「くしゃみ・鼻漏型」、鼻閉(鼻づまり)が強い「鼻閉型」の大きく2種類に分けられます。両者が同じ強さの場合は「充全型」と分類されます。重症度は、「軽症」「中等症」「重症」「最重症」に分けられ、「1日に起こるくしゃみ発作の平均回数」「1日に鼻をかむ平均回数」「鼻づまりの程度」によって判定されています。
あらわれている症状が花粉症によるものかどうかを正確に判定するうえでは、免疫細胞の一種である「好酸球」と、アレルギー反応にかかわる「IgE抗体」の検査が大切です。鼻水の中の好酸球を測定する「鼻汁好酸球検査」、血液中の好酸球を測定する「血中好酸球検査」、血液中のIgE抗体の量を測定する「血清総IgE検査」があります。これらの値をもとにして、アレルギーによる症状かどうかを医師が判定します。
また、アレルギーの原因となっている花粉の種類を調べるためには、「血清特異的IgE検査」や「皮膚テスト」を行います。スギやブタクサなどの複数の花粉や、ハウスダスト、ダニ、食物アレルギーの原因となる食品などへのアレルギー反応を同時に調べることができる検査です。「血清特異的IgE検査」は、それぞれのアレルゲンに対するIgE抗体の量を調べることで、症状を引き起こしているアレルゲンをある程度特定できる血液検査です。「皮膚テスト」は、まず、アレルギー原因物質を含んだアレルゲンエキスを患者さんの皮膚にたらしたり、皮膚内に注射で少量注入したりします。もし、そのアレルゲンに対する抗体をもっている場合は赤くはれるなどの症状があらわれるので、原因となるアレルゲンの可能性があると判断できます。
このほか、原因と疑われるアレルゲンを鼻の粘膜にくっつけて反応を見る、「鼻粘膜誘発テスト」という検査を行うこともあります。ご自分の症状が気になれば、医師に相談をして症状を特定しましょう。




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