top of page
  • NS多鹿

RSウイルス感染症について

◎RSウイルス感染症とは

       ↓

RSウイルス感染症とは、

RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。

何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。

9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、

近年では夏季より流行が始まるようになってきています。

今、まさに流行時期です!

非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。


✳︎ RSウイルス感染症の特徴✳︎

①9月頃から流行し初春まで続く 

 が、近年では夏季より流行が始 

 まる。

②非常に感染力が強い。

③何度も感染と発病を繰り返す。


◎症状は?

  ↓

発熱、鼻水などの症状が数日続きます。

多くは軽症で済みますが、咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です!

潜伏期間は2~8日、

典型的には4~6日です。

 初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。

※早産児や生後24ヶ月以下で心臓や肺に基礎疾患がある、神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者の場合、重症化するリスクが高まります。

重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。


◎かかってしまった時は?

      ↓

RSウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく対症治療(症状をやわらげる治療)、重症化した場合には、酸素投与、補液(点滴)、呼吸管理が行われます。


⚠︎感染を拡大させないため、対策しましょう!!


★感染経路をキチンと把握しよう!


RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみ、

または会話をした際に飛び散る唾液などのしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。

感染の多くは、この「飛沫感染」によると考えられます。

また、ドアノブなどの環境表面についたウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜や傷口などを通して感染する「接触感染」も成立します。


★しっかり手洗い・消毒し、

 感染をストップさせましょう!

★飛沫感染しないようマスクでし

 っかり予防しましょう!


最新記事

すべて表示

Komentáře


bottom of page