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  • NS田中

「冬は特に注意が必要!流行しやすい感染症について」

だんだんと肌寒くなり感染症が流行りだす時期になってきました。今回はなぜ冬に感染症が流行るのかお話していきます。


まず、冬に注意するべきウイルスとして以下のものが挙げられます。

・インフルエンザウイルス

・新型コロナウイルス

・RSウイルス

・ノロウイルス

・ロタウイルス


ウイルスは低温・低湿度を好むので冬は最適な環境となります。空気が乾燥していると、ウイルスの水分が蒸発して軽くなり空気中の浮遊量が増えたり、咳やくしゃみの飛沫も小さくなることで感染範囲が拡大します。

例えば、インフルエンザの場合、ウイルスの寿命は乾燥下では24時間以上と言われていますが、湿度を50%以上まで上げると8時間程度まで短くなります。

さらに、咳やくしゃみの飛沫は子どもの場合1-2m、大人の場合3mほどまで飛ぶ場合があるので、予防のために咳エチケットが大切ですね。


冬に感染症が流行るもうひとつの原因として、寒さのために人の体温が下がることも挙げられます。体温が下がると、ウイルスや細菌へ抵抗するための免疫力や代謝機能が落ちます。また、夏に比べて水分摂取量が減ることで、喉や気管支の粘膜が乾燥してウイルスに感染しやすい状態となります。

そのため、手洗いうがいでの予防はもちろんのこと、冷え対策や加湿、水分摂取などの予防も重要です。


ウイルスの性質を理解して、元気な体で冬を過ごしましょう!


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