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視覚機能のプロセス③

(こちらは7/7の視覚機能のプロセス②の続編になります。)


本日は視覚機能の3つのプロセスの内【③ 見たものに合わせて体を動かす「出力」】について紹介していきたいと思います。


プロセス②の「視空間認知」で見たものを認識した後は、見たものに合わせて体を動かす「出力」が必要です。

出力には眼と身体が協調すること(チームワーク)が必要です。

産まれたばかりの赤ちゃんには「見る」と「動く」につながりはありません。それが成長するにつれ、眼に入ったものに手を伸ばすようになり、6〜8ヶ月頃には周りのものを手に取ったり、引き出しを開けたりするようになります。さらに、立って歩けるころになれば転がしたボールを受け止めたり、積み木を重ねたりすることもできるようになります。

このように、眼で見て身体を使う経験を積み重ねることで徐々に眼と身体のチームワークを高めていくのです。


この機能が高まれば、飛んできたボールを避けるなど、眼に入ったものに素早く反応できるようになったり、手先を使った細かい作業も上手にできるようになります。

また、この機能は眼で見たものを言葉として発する時にも関係しています。例えば「音読」も眼から得た情報をもとに、顎や舌などを正しく動かして行う為、眼と身体の協調が必要なのです。


今回は【③ 見たものに合わせて体を動かす「出力」】について紹介しました。

この情報が皆さまのお役に立てれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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