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  • NS多鹿

低血糖とは

低血糖とは血糖値が正常範囲以下にまで下がった状態のことをいい、冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状があらわれます。


低血糖は最初に症状が起きた時にきちんと対処すれば、回復します。

したがって、低血糖を恐れるあまり自分の判断で薬の量を調整したり、中止したりしないようにしましょう。


★低血糖と症状

①血糖値→②症状

 60~45㎎/dl↓

異常な空腹感、体の怠さ、冷や汗、動悸、震え、熱感、不安感、悪心


 45~30mg/dl↓

眠気、強い脱力、眩暈、強い疲労感、集中力の低下、混乱、言葉が出ない、物が見えにくい、時間や場所が分からない、元気がない。不安・抑うつ


 30~㎎/dl↓

意識もうろう、深いこん睡


※低血糖症状が怒る血糖値には個人差あり。自分の初期症状をよく理解しておくことが大切です!


★低血糖を起こしやすい時とは?

1、食事の量が少ない、食事の時間が遅れた。

2,運動量が多すぎる、空腹時に激しい運動を行なった。

3、インスリン注射量が不適切


★低血糖が起きた時の対処法

1,症状を感じたら、すぐにブドウ糖(10g)、ブドウ糖を含む清涼飲料水(150〜200mL)、砂糖(20g)などのいずれかをとり、安静にしましょう

2、車を運転している場合は、すぐ車を止めて対処しましょう。

3,普通は速やかに、短時間で症状が治まります。15分以上たっても低血糖症状が治まらない場合は、再度同じものを摂取しましょう。


★低血糖の備え

1,ブドウ糖や砂糖、ブドウ糖を含む清涼飲料水の必要摂取量を主治医に確認し、携帯するか手の届くところに置いておきましょう。

α-グルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、ブドウ糖が必要です。

(α-グルコシダーゼ阻害薬には砂糖からブドウ糖への分解を遅らせる作用があるため)


2、低血糖の症状や対処法について、家族や周囲の人にも知ってもらっておきましょう。


★日頃から、大切な人たちと低血糖について話し合いいざというときに備えて一緒に準備をしておきましょう!★


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