健康寿命を延ばすために!フレイル予防
年齢を重ねると、「以前より疲れやすくなった」「歩くのが遅くなった」「食事の量が減った」と感じることはありませんか?
こうした体の変化は、年齢のせいだと思って見過ごしてしまいがちです。しかし、早めに気づいて生活習慣を見直すことが、健康を守るための大切な一歩になります。
そもそも「フレイル」って何?
フレイルとは、年齢を重ねることなどによって、体や心の働きが弱くなり、健康な状態と介護が必要な状態の中間にあたる状態のことです。
例えば、次のような変化が見られることがあります。
●以前より歩くのが遅くなった
●疲れやすくなった
●食欲がなくなり、体重が減ってきた
●外出する機会が減った
●人と話したり、趣味を楽しんだりすることが少なくなった
こうした変化があっても、すぐにフレイルだと決まるわけではありません。
ただし、体力や筋力が落ちているサインの可能性もあるため、気になる変化が続くときは、かかりつけ医などに相談してみましょう。
フレイル予防の3つのポイント
フレイルを予防するためには、「食事」「運動」「人とのつながり」の3つを意識することが大切です。
1.しっかり食べて、栄養をとる
年齢を重ねると、食欲が落ちたり、かむ力が弱くなったりして、食事の量が減ることがあります。
食事が不足すると、筋肉を維持するために必要な栄養も足りなくなり、体力の低下につながることがあります。
毎日の食事では、次のことを意識してみましょう。
●できるだけ3食食べる
●肉、魚、卵、大豆製品などを取り入れる
●野菜や果物など、さまざまな食品を食べる
●かみにくさや飲み込みにくさがあれば、早めに相談する
食事を作ることが大変なときは、お弁当や総菜などを活用する方法もあります。
無理をせず、自分に合った方法で栄養をとりましょう。
2.無理のない範囲で体を動かす
筋肉や体力を保つためには、日常生活の中で体を動かすことも大切です。
例えば、次のようなことから始めてみましょう。
●近所を散歩する
●椅子に座って足を動かす
●テレビを見ながら軽い体操をする
●家の中でできる家事を行う
厚生労働省の資料では、今より10分多く体を動かすことも、フレイル予防の取り組みとして紹介されています。
最初から頑張りすぎる必要はありません。体調に合わせて、できることから少しずつ続けることが大切です。
痛みや息切れ、めまいなどがある場合は無理をせず、医療機関に相談しましょう。
3.人とのつながりを大切にする
フレイル予防というと、食事や運動を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、人とのつながりを持つことも大切なポイントです。
例えば、次のようなことも取り組みの一つです。
●家族や友人と電話で話す
●近所の方とあいさつを交わす
●趣味の集まりに参加する
●地域の体操教室や交流会に参加する
外出する機会や人と話す機会が増えると、生活に楽しみや張り合いが生まれることもあります。
体調や生活環境に合わせて、自分にとって無理のないつながり方を見つけてみましょう。
いつもと違う変化に気づいたら、早めの相談を
「最近、疲れやすくなった」
「食事があまり食べられない」
「外に出るのがおっくうになった」
こうした変化が続いている場合は、一人で抱え込まず、かかりつけ医や地域包括支援センターなどに相談してみましょう。




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