お口ポカンは大丈夫??
- 米山ST
- 2 日前
- 読了時間: 2分
お口がポカンと開いたままの「口唇閉鎖不全」は、子どもに比較的よくみられます。安静にしている時に、口が開いたままになっている状態です。
お口ポカンの主な問題点には、次のようなものがあります。
1. 口呼吸になりやすい
・鼻ではなく口から呼吸する習慣がつきやすい。
・鼻の加湿・異物除去などの働きが十分に得られにくい。
2. 口の中が乾燥する。
・唾液が蒸発しやすくなる。
・むし歯、歯肉炎、口臭につながることがある。
3. 歯並び・かみ合わせに影響する
・舌の位置や口唇・頬の筋肉のバランスが崩れる。
4. 舌が低い位置になりやすい
5. 嚥下に影響することがある
6. 発音に影響することがある
まずは口が開いている原因を確認することが大切です。その上で、原因に合った対策をしていきましょう。
ご家庭でもできる対策をご紹介します。
1. 鼻呼吸ができる環境をつくる
「口を閉じて!」と言う前に、鼻で楽に呼吸できているかを確認します。鼻づまりが頻繁にある場合は耳鼻科へ相談しましょう。
2. 「口を閉じる」ことにゲーム感覚で取り組む
「ぎゅーっと閉じて!」ではなく、「そっと唇を合わせよう。どっちが長くピタッと合わせられるかな?」と遊びの延長で取り組みましょう。
3. 口唇を使う遊びに取り組む
シャボン玉を吹く、ストローでお水をブクブクと吹く、紙を唇でくわえて落とさないなど、口唇を使った遊びに取り組みましょう。
4. 舌の位置を意識する
舌の先を上の前歯の少し後ろに置いたまま舌を上あごにペタっとつけて唇を軽く閉じ、「そこが舌のおうちだよ」と意識してもらいましょう。
5. 食事を大切にする
「しっかり噛んで、飲み込む」ことを意識することで口腔機能の発達にもつながります。
6. 姿勢をチェック
ゲーム、スマホ、テレビを観る時に「猫背→頭が前に出る→口が開きやすくなる」ことがあります。正しい姿勢でいることも大切です。
7. 「口を閉じなさい!」と繰り返し言わない。
これは、かなり重要です。何度も注意すると、子どもにとって負担になることがあります。注意するのではなく、「鼻で息ができてる?」「唇そっとピタッとくっつけてみよう」「舌のおうちはどこかな?」などと声をかけて気づかせてあげてください。
一番大切なのは、口を閉じさせることではなく「鼻呼吸ができ、舌が適切な位置にあり、唇を自然に閉じられる状態」を無理なくつくれて快適に過ごせることです。




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