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  • NS川上

☆離乳食について☆ ~後期編~

☆離乳食について☆ ~後期編~

今回は離乳食後期についてお話していきたいと思います。

この頃になると歯茎の中で乳歯が育ち、奥の歯茎を使って食べ物を噛めるようになってきます。固さの目安は歯茎でつぶせる固さ(バナナくらいの固さ)。

食事の回数も1日3回に増えて生活リズムもでてきます。早寝、早起きを心掛け、食事の時間はできるだけ同じ時間で、3回目の食事は遅くても19時までには終えられるようにしましょう。

主食、主菜、副菜を意識してバランスよく揃えられると良いですが、食べられる量の個人差もあるとは思うので、毎回の食事でしっかり栄養を摂れなくても、数日~1週間を目安に栄養のバランスが摂れるようにしていければ大丈夫です。上の前歯も生えて、上下前歯が4本になる時期です(下の前歯は6ヶ月頃に生えてくる)。まだうがいができないので、歯磨きの後はお茶やお水で流したり、歯磨きナップや濡らしたガーゼ等で拭いてあげたりしましょう。



〇離乳食の進め方〇

*離乳食後期(かみかみ期):生後9-11ヶ月頃*

お座りも安定して、自分で食べたい意欲もでてきます。食べ物に自分から手を出すようになったら、少しずつ持って食べられるメニューも用意してみましょう。食べる姿勢は、赤ちゃんの手がテーブルにつき、足は床や補助版につきやや前傾姿勢がとれるようにしましょう。

この時期は鉄が不足しやすいので赤身のお魚、お肉、レバーを取りいれながら、補えない分は鉄を強化できるフォローアップミルクなども利用してみましょう。

母乳や粉ミルクは離乳食の食べた量に応じて与えます。食後の母乳は欲しがるだけ、ミルクは50‐100ml程度。その他に朝と寝る前にも母乳は欲しがるだけ、ミルクは1回200ml目安に。



♪1回量♪

穀類(お粥、麺類、パン等):5分粥80-90g、パンなら25-35g、うどんなら60-90g  

野菜・果物:30-40g

タンパク質:魚・肉:15g、または豆腐45g、または卵1/2個、または乳製品80g

赤身の牛肉や豚肉なども食べられるようになります。


きのこ類は弾力があるので取り入れるなら後期からがおすすめです。

きのこのお出汁は初期から使えます。きのこを取りいれる際は、細かく切ったり、柔らかく煮込んだり、スープや他の野菜とあんかけなどにすると食べやすくなります。

エリンギやマッシュルームは他のきのこと比べると弾力があるので完了期以降が良いと思います。



♪スケジュール♪

6時:授乳

10時:離乳食+授乳         

14時:離乳食+授乳

18時:離乳食+授乳

22時:授乳       


♪食べられるようになる食材♪


3回食になりさらにメニューを考えたり、作ったりするのが大変になり、また赤ちゃんも自分で食べたい意欲もでてきて洋服やテーブル、床など食べ物が散乱して片付けも大変になるかと思います。食事は前回お伝えしたような方法も取り入れながら行なってみてください。

床は新聞紙を敷いたり、洋服は汚れても良いものを着たりして思う存分に手づかみで食べさせてあげましょう!次回か完了期についてお伝えしていきます。



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