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  • ST竹下

食べやすい食品と食べにくい食品

嚥下機能が低下してしまうと、噛むことや飲み込むことに苦渋してしまいなかなか食事が摂れなくなったとのご相談を頂きます。今回は、食べやすい食品と食べにくい食品についてお話をしていきたいと思います。


●食べやすい食品とは?

基本的にのどごしが良く、なめらかな食品が食べやすいとされております。ゼリーやプリン、ヨーグルト、卵豆腐、ピューレ状のもの、おかゆ、ポタージュ状のもの、柔らかい肉団子などがこれらに該当し、ご自宅でも用意しやすい食品かと思います。


●食べにくい食品とは?

逆に食べにくい食品は、ばらつきやすくまとまりにくい食品や口腔内に付着しやすい食品、酸味などの刺激が強い物が該当し、生野菜や繊維質のもの、練り物、海藻、高野豆腐、焼き魚や粉ふき芋などの食品は調理の工夫が必要です。


●調理の工夫について

①嚙む力が弱くなったり入れ歯が合わない場合は柔らかく調理しましょう。

②一口大など食べやすい大きさに調理しましょう。

③水分が少ない食物やばらつきやすい食物は煮汁をあんかけにするなどなめらかにまとめましょう。


加齢と共に徐々に飲み込む力が低下しやすくなり、また、肺炎も発症しやすくなります。食事形態の工夫をすることで比較的食事が摂取しやすくなるかと思います。今まで食べていた食事が急に食べにくくなってしまった。あるいは、食欲が落ちてしまった等の症状がみられましたら、近くの病院やかかりつけの病院へご相談をしてみてはいかがでしょうか。


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