春の紫外線、油断していませんか?
- NS吉川
- 10 時間前
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春は過ごしやすい季節ですが、実は紫外線量はすでに大きく増え始めています。気象庁が公表している紫外線指標(UVインデックス)によると、日本では3月頃から紫外線量が急激に上昇し、4月には「中等度から強い」レベルに達する日が多くなります。さらに、4月の紫外線量は真夏(7~8月)の約7~8割程度とされており、体感よりもかなり強い紫外線にさらされていることが分かっています。
紫外線は主にUV-AとUV-Bに分けられ、それぞれ異なる影響を肌に与えます。UV-Bは皮膚の表面に作用し、日焼けや炎症、DNA損傷の原因となります。一方、UV-Aはより深い層まで届き、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンに影響を与え、しわやたるみといった「光老化」の主な原因になります。これらの影響は短期間で現れるものだけでなく、長年の積み重ねによって皮膚の老化や皮膚がんのリスク増加につながることが、WHOなどの報告でも示されています。
紫外線対策の目安となるUVインデックスは、3以上で日焼け止めの使用や日陰の利用が推奨されています。日本では4月の晴れた日にはこの基準を超えることが多く、特に10時から14時頃は紫外線量が多くなる時間帯です。また、紫外線は雲を通過する性質があるため、曇りの日でも油断はできません。
春に紫外線対策が遅れがちなのは、気温がまだ低く、日差しの強さを実感しにくいことが一因です。しかし、冬の間に紫外線をあまり浴びていなかった肌は、急に増える紫外線の影響を受けやすく、日焼けやシミが起こりやすい状態になっています。
そのため、紫外線対策は「夏から」ではなく「春から」始めることが大切です。外出時には日焼け止めを使用し、汗や摩擦で落ちやすいためこまめに塗り直すことがポイントです。加えて、帽子や日傘、サングラスなどで物理的に紫外線を防ぐことも効果的です。さらに、窓ガラスを通り抜けるUV-Aへの対策として、室内でも紫外線を意識することが望ましいとされています。
4月の紫外線は、すでに真夏の7〜8割に達しており、対策が必要なレベルです。気温や季節感に惑わされず、「春から守る」ことが、将来の肌ダメージを防ぐ鍵になります。




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