虫刺されについて
- NS渡辺
- 2021年10月13日
- 読了時間: 2分
虫刺されについて
夏から秋に季節が変わり外出しやすい季節となってきました。お散歩中に蚊や虫に刺されるなどの声を患者さんからよく聞きます。虫さされはかいてしまうと傷口から菌が入り悪化することや、とびひになる可能性があります。外出時は虫よけスプレーを用意しましょう。
<蚊>
子どもの場合、蚊に刺される免疫が少ないため、水ぶくれができることもあります。刺されたら患部を洗い、30分以内に炎症をとる薬を塗ると、症状が軽くて済みます。
<毛虫>
毛虫の毛が皮膚に刺さって炎症を起こした場合は、患部にセロハンテープなどを貼ってはがすと毛が取れるため軽症で済むことがあります。また、直接触らなくても毛が皮膚に触るだけで強い皮膚炎を起こすこともあります。
<ダニ>
市販の虫刺され用の薬で効果があります。人によってはアレルギーなどで、全身に発疹が広がったり、ぜんそくや皮膚炎を引き起こす場合もあるので、その場合は受診しましょう
<ムカデ・ハチ>
刺されるとすぐに強い痛みが出ます。腫れが強い場合は受診しましょう。以前にも同じ虫に刺されたことがあり、気分が悪い、息苦しいなどの場合にはアナフィラキシーショックの可能性があるので、早急に受診しましょう。
虫に刺されたら・・・
まずは流水でしっかり洗い流し冷いましょう。
かゆみ止めなどの軟膏は、きれいに洗った後に使用しましょう。ひどく腫れる、かゆみがひどい場合は病院へ。また、呼吸が荒い・けいれん・嘔吐・発疹・発熱など緊急時は救急車を要請しましょう。

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