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- 2021年10月13日
高いところに登りたがる
子どもが高いところに登りたがるのには ・眺めがいい ・高い場所という感覚(前庭感覚)が入る ・登る行為に手足から感覚(固有感覚)が入るのような理由があります。 このような行動を辞めさせるには、禁止するのではなく、別に子どもの欲求を満してあげる必要があります。 例えば、タンスに登ってはいけないが、ジャングルジムは登っても良いと教えてあげるといいでしょう。 禁止マークなどをつけて目で見て分かるように伝えてみるとより理解できそうですね。 そして、安全な登っても良い台や固定遊具の提供、「たかいたかい」「ひこうきブンブン」など動きのある遊びで関わってあげることで、子どもの欲求を満たしてあげることが大切です。 また、このような子どもたちの中には、高さを感じにくいために高い場所を平気で動き回る子どももいます。このような子どもの場合、例えばベランダの手すりなど、危険な場所の判断を感覚的に感じ取ることが難しいので、安全な環境でダイナミックに遊ぶことを保証しながらも、登ると危険なものや登ってはいけないものと、登っても良いもの(遊具など)を特に丁寧に繰り返し教えてあげ
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- 2021年10月13日
赤ちゃんのスキンケアの仕方
赤ちゃんのスキンケアの仕方 赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。表皮の厚みは、個人差もありますが大人の2分の1ぐらいしかありません。外部刺激には敏感に影響を受けやすく、乾燥によりバリア機能が弱まることで、さらに肌トラブルになりやすいです。 また、赤ちゃんは発汗量も多く、放置するとあせもや湿疹などの原因にもなります。 洗浄などで清潔さを保つことと保湿ケアをすることがとても大切です。 保湿の仕方 入浴が終わって肌がきれいにになったら、すぐに保湿をしましょう。 保湿剤には色々なものがあります。肌の状態に合わせて使い分けるのがポイントです。 保湿剤の種類 <軟膏> 油脂性のものと水溶性のものがあります。油脂性の軟膏は保湿力が高く、刺激も少ないので、ほとんどの皮膚に使えます。ベタベタして洗い流しにくいのが欠点です。 <クリーム> あまりベタベタせず、洗い流しやすいです。 <ローション> 薄く延ばしたり広げやすく、使い心地が良いです。 <スプレー> 広い範囲に使いやすいうえ、手の届きにくい場所にも使えます。ただし、使った量が把握しにくい欠点はあります。 塗る
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- 2021年10月13日
虫刺されについて
虫刺されについて 夏から秋に季節が変わり外出しやすい季節となってきました。お散歩中に蚊や虫に刺されるなどの声を患者さんからよく聞きます。虫さされはかいてしまうと傷口から菌が入り悪化することや、とびひになる可能性があります。外出時は虫よけスプレーを用意しましょう。 <蚊> 子どもの場合、蚊に刺される免疫が少ないため、水ぶくれができることもあります。刺されたら患部を洗い、30分以内に炎症をとる薬を塗ると、症状が軽くて済みます。 <毛虫> 毛虫の毛が皮膚に刺さって炎症を起こした場合は、患部にセロハンテープなどを貼ってはがすと毛が取れるため軽症で済むことがあります。また、直接触らなくても毛が皮膚に触るだけで強い皮膚炎を起こすこともあります。 <ダニ> 市販の虫刺され用の薬で効果があります。人によってはアレルギーなどで、全身に発疹が広がったり、ぜんそくや皮膚炎を引き起こす場合もあるので、その場合は受診しましょう <ムカデ・ハチ> 刺されるとすぐに強い痛みが出ます。腫れが強い場合は受診しましょう。以前にも同じ虫に刺されたことがあり、気分が悪い、息苦しいなどの
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- 2021年10月13日
片付けについて
発達障がいの方たちは「片づけが苦手」とされています。 片付けが苦手、片付けた場所を忘れてしまう経験がある方に今回は片付けについてステップごとにまとめました。 ■「場所」を決める 片付ける物を普段使うことを考えて「しまう場所を決める」。定位置にすることで物が散らかりにくくなります。 ■「量」を決める しまう場所を決めたらしまう量の限度が決まります。 溢れてしまったら、「しまう場所に入るだけの量に減らす」ようにしましょう。 ■「入れ方」を決める 定位置に物を片付ける際、ぎっしり詰めたり、いい加減にしまうと、後々に散らかってしまいます。積み上げるとなだれを起こすこともあるので、使うときに取り出しやすいよう棚や引き出しなども活用して「入れ方を決める」ようにしましょう。 ■家族も守れるルールを作る 片付けた状態を維持できるよう、家族にも守れるルールや工夫があるといいですね。 「場所を決める」時には、ひと目でわかりやすいようラベルを貼る、「入れ方を決める」時には出し入れが単純になるよう工夫するなど、家族間でやってみるのもいいですね。
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