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- 2021年10月14日
首の痛みや肩こりがこんなところが原因⁉️
首や肩の痛みを訴える方が最近は多くいらっしゃいます。「猫背が原因だから…」などよく耳にします。ではなぜ猫背の姿勢になってしまうのでしょうか? 人間は二足歩行をする動物です。人間は足、下腿(膝から下)、大腿(もも)、骨盤、体、首、頭とたくさんの部位が積み上がっています。そのたくさんの部位を積み木に例えて考えてみると、土台である足の影響が大きいのが分かると思います。 特に頭・首・肩は高い位置にあるので土台である足のバランス不良が大きく影響します。 足は爪先から踵までありますが、理想的な重心は爪先から踵までの真ん中くらい。足首は重心が足の真ん中にいくくらいの可動域が必要ですね。 しかし、足首は踵の近くについているので、どうしても踵重心になりやすくなってしまいます。踵重心になってしまうと足首は硬くなって後方重心になってしまいます。もし、人間が1本の棒だとしたら後ろに倒れてしまいます。しかし、倒れないように上半身を前に曲げてバランスをとります。このように猫背になってしまい、首の痛みや肩こりなどになってしまう可能性があります。 首の痛み、肩こりの原因が足首の
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- 2021年10月14日
子ども達の文の理解について
子ども達は、語彙が増えるにつれて一語文、二語文と少しずつ言葉をつなげて話すようになり、ゆくゆくは助詞(「が」、「を」など)を使用して文を作ることができるようになります。単語をつなげること(「ママ、ブーブー」など)、接続詞を使って言葉をつなげること、助詞を使って文を作成することなどを構文といいますが、構文の中でも、助詞を使用した文理解の発達には①言葉の意味で文を理解する、②言葉の順番で文を理解する、③助詞を意識して文を理解する、の3段階があります。 ①言葉の意味で文を理解する それぞれの言葉の意味から文を理解することです。「ママ、ブーブー」なども意味で言葉を伝えたり、理解したりしていると言えます。例えば「お母さんがリンゴを食べる」では、リンゴがお母さんを食べることはありえないので、主語はおかあさんであると理解します。そのため「男の子が女の子を追いかける」など、どちらも主語になりうる文章では間違ってしまうことが多いです。 ②言葉の順番で文を理解する 文章を主語、目的語、動作語の順番で理解しようとすることです。そのため、先ほどの「男の子が女の子を追いか
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- 2021年10月14日
☆ベビーマッサージについて☆
☆ベビーマッサージについて☆ 今回はベビーマッサージについてお話していきたいと思います。 肌は体全体を包んでいる臓器で、異物や細菌等が体内に侵入しないように守ってくれています。運動や、身長の伸び、体重増加によって赤ちゃんの皮膚は広がっていきます。 そのため、動きが少ない子は皮膚の伸び縮みをするチャンスが少なく成長の妨げになってしまいます。体の部分で触られると苦手なところがある子もいるため、できるだけ苦手をなくしていけるようにたくさん触れてあげると良いと思います。 〇マッサージの効果〇 *感覚の過敏を軽減して、成長や発達を促していく。 *皮膚を清潔に保ち、血行促進、肌の免疫力UP。 *心身の緊張を解き、リラックスできる。⇒快の刺激から信頼することも学ぶ。 *体調の変化を把握しやすくなる。⇒ケアする側、されている側も気づける。 〇マッサージのやり方、順番〇 子どもの皮膚はとてもデリケートなので、しっかり保湿をしていないとバリア機能が低下してしまいます。乾燥が進んでしまうと、外からの刺激を受けやすくなり肌トラブルの原因にも。入浴後だけではなく、1日に数
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- 2021年10月14日
☆離乳食について☆ ~後期編~
☆離乳食について☆ ~後期編~ 今回は離乳食後期についてお話していきたいと思います。 この頃になると歯茎の中で乳歯が育ち、奥の歯茎を使って食べ物を噛めるようになってきます。固さの目安は歯茎でつぶせる固さ(バナナくらいの固さ)。 食事の回数も1日3回に増えて生活リズムもでてきます。早寝、早起きを心掛け、食事の時間はできるだけ同じ時間で、3回目の食事は遅くても19時までには終えられるようにしましょう。 主食、主菜、副菜を意識してバランスよく揃えられると良いですが、食べられる量の個人差もあるとは思うので、毎回の食事でしっかり栄養を摂れなくても、数日~1週間を目安に栄養のバランスが摂れるようにしていければ大丈夫です。上の前歯も生えて、上下前歯が4本になる時期です(下の前歯は6ヶ月頃に生えてくる)。まだうがいができないので、歯磨きの後はお茶やお水で流したり、歯磨きナップや濡らしたガーゼ等で拭いてあげたりしましょう。 〇離乳食の進め方〇 *離乳食後期(かみかみ期):生後9-11ヶ月頃* お座りも安定して、自分で食べたい意欲もでてきます。食べ物に自分から手を出
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- 2021年10月14日
☆離乳食について☆ ~中期編~
☆離乳食について☆ ~中期編~ 今回は離乳食中期についてお話していきたいと思います。 初期でなめらかにすりつぶした食べ物を飲み込むのに慣れたら、つぶつぶが少し残るくらいのものを舌と上あごでつぶして食べる練習をしましょう。 この頃になると活発に動くようになり、お座りも上手になります。歯は上下前歯が2本ずつ生えてきます。食事への興味もさらにでてくるので、いろんな味、舌ざわりを楽しめるように食品の種類も増やしていきましょう。 〇離乳食の進め方〇 *離乳食中期(もぐもぐ期):生後7-8ヶ月頃* 1日2回食なります。時間を決めたらできるだけその時間であげるようにした方が、リズムがつきやすくなります。時間の決まりはないので午前、午後に1回家庭の生活リズムに合わせて時間を設定していただいて良いですが、赤ちゃんの胃腸に負担をかけないためにも、 1回目と2回目の間隔は4時間以上空け、寝る前は避けていただき、遅くても2回目が 18-19時頃になるようにしましょう。初めての食材をあげるときはアレルギーが起きた時にすぐに受診ができるように午前中に与えるようにしましょう。
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- 2021年10月14日
☆離乳食について☆ ~初期編~
☆離乳食について☆ ~初期編~ 今回は離乳食についてお話していきたいと思います。 離乳食は、母乳やミルクを卒業して普通の食事ができるようになるまでの大切なステップです。 赤ちゃんが大きくなるにつれて母乳だけでは栄養が不足してしまうので、離乳食で補っていく必要があります。離乳食は栄養補給のためだけではなく、成長発達においてもとても重要な役割があります。 今までミルクや母乳しか消化、吸収していない胃や腸は未発達です。そのため固形物が入ることで唾液や消化液がたくさんでます。噛むことでより多くの唾液がでて食べ物を消化、吸収しやすくします。唾液には口の中を清潔に保ってくれる作用もあるのでよく噛んで唾液を出すことで虫歯の予防にもつながります。また、よく噛むことで顎の発達も促されるので、歯並びにもつながり、素材そのものの味を感じることができ味覚の発達にもつながります。口を動かして食べることで、咀嚼筋、表情筋などが使われて血行がよくなり体中に酸素や栄養が送られ、脳細胞の活性化も期待できます。 噛む=歯ではなく、顎や歯茎も大きく関わります。固いものに限らず、舌でつ
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- 2021年10月13日
学習障害(LD)について
学習障害は知的発達に遅れがないにも関わらず「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害の一つです。全てに必ず困難があるわけではなく、一部の力だけに難しさがみられる場合が多いです。 例えば、「読めるけど書けない」「算数だけ理解できない」「ひらがなは問題なくても漢字が苦手」など、お子さまによって見える問題は様々です。 発達障害の中でも判断が難しく、学習障害であることに気づかれないまま「勉強ができない子」「もっと努力が必要」「やる気がない子」とみられることも多く、学習への意欲低下に注意が必要になります。 ○算数が苦手 計算問題が苦手だからといって計算問題をたくさん解くよりは、数の概念を理解できるようにサポートすることが大切になります。例えば「10は5と5からできている」など数を分解して考えられるようになると足し算・引き算が解きやすくなるお子さまもいます。 ○書くことが苦手 読み書きが苦手なお子さまは、文字の形を捉えることが苦手だと言われています。なぞり書きや模写で文字の形を少しずつ理解していくことや背中に書いてもらった文字が何か当てるゲ
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- 2021年10月13日
ごっこ遊びについて
子ども達は、遊びの中で色々なことを学んでいきます。中でもごっこ遊びが好きな子どもは多いかと思います。ごっこ遊びでは、おもちゃだけでなく、道端に転がっている木の枝、砂場の砂でつくっただんごなど、色々な物を実物にみたてて遊びます。また、「おみせやさん」、「おきゃくさん」など、色々な役割を作りながら、自分たちでストーリーを作って遊びを拡げたりもします。これらの遊びでは、物事をイメージすることがとても大事になってきます。 発達に遅れのある子ども達の中には、大好きなプラレールやミニカーを走らせて遊ぶ子もいますが、そこから自分たちだけでお話を作って遊びを拡げていくことは難しい子が多い印象です。保護者の方々や園の先生方など、身近な大人ができる支援としては、子ども達が実際の場面をイメージしやすいように環境を整えてあげることが挙げられます。ごっこ遊びでは、色々なおもちゃを置いていくことで、ごっこ遊びの舞台となる場面がつくられていきます(お買い物ごっこなら、八百屋さん、果物屋さんなど)。大人がミニチュアや人形、買い物かご、袋などを用意してあげて、それに合わせてわかり
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- 2021年10月13日
お子さんへの言葉がけ
「言っていることが伝わっていないみたい」「言葉が遅い」などお子さんの言葉についての相談をよく受けます。お子さんへの言葉がけを少し変えることで言葉の発達が促されると言われていますので少し紹介したいと思います。 基本はゆっくり丁寧に 「椅子に座って」と言っても理解できない場合、「椅子」と言う言葉がわかっていないのか「座って」と言う言葉がわかっていないのか、内容が長すぎて覚えられないのか・・など色々な原因が考えられます。 ・「椅子」という言葉がわかっていない場合→「椅子」の単語を強調して伝え、同時に椅子を指差すなど、単語と実物が結びついていくようにしましょう。 ・「座る」と言う言葉がわかっていない場合→「椅子」の場合と同様に「座る」を強調して伝え、同時に座る動作を見せてあげると理解が促されると思います。 ・内容が長すぎて覚えられない場合→「椅子に座ってー!」より「椅子・座るよ」とゆっくり区切って伝えると伝わりやすくなると思います。 お子さんが話したくなる聞き手になる 私たちも誰かに話しかけた時に適当に返事をされると、「もういいや」と思ってしまいますよね
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